誰だって、一度は思ったことがあるだろう。今この瞬間にも、世界には紛争や貧困で苦しんでいる人がいるのはなぜなのだろうと。その人たちのために、自分にできることはなんだろうと。
僕は、世界を無視しない大人になりたい。 —本文より
ある日突然誘拐されて兵士になり、戦場に立たされてきたウガンダの元子ども兵たち。終わりの見えない紛争によって故郷を追われ、命からがら逃れてきた南スーダンの難民たち。
様々な葛藤を抱えながらも、"世界の不条理"に挑戦する22歳の大学生がアフリカで見た、「本当の」国際支援とは。アフリカで紛争が続く背景も分かりやすく解説。今を強く生きる勇気が湧いてくる、渾身のノンフィクション。
<目次>
はじめに
プロローグ 手が震えた
第一章 アイーシャさんとの出会い
第二章 約束を守れるか
第三章 3万人の子ども兵たち
第四章 本当に意味のある支援
第五章 立ち上がる元子ども兵たち
第六章 忘れてはいけないこと 南スーダン難民との出会い
エピローグ 世界を無視しない大人になるために
本文128ページ+表紙4ページ
※本書はソフトカバーの付いていない、無線綴じ印刷本になります。
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<著者紹介>
原貫太。1994年生まれ。フリーランス国際協力師。早稲田大学卒。
フィリピンで物乞いをする少女と出会ったことをきっかけに、学生時代から国際協力活動をはじめる。これまでウガンダの元子ども兵や南スーダンの難民を支援してきた。
大学在学中にNPO法人コンフロントワールドを設立し、新卒で国際協力を仕事にする。出版や講演、ブログを通じた啓発活動にも取り組み、2018年3月小野梓記念賞を受賞した。
大学卒業後に適応障害を発症し、同法人の活動から離れる。半年間の闘病生活を経てフリーランスとして活動を再開。ウガンダのローカルNGOと協働し、北東部で女子児童に対する生理用品支援などに従事。
SNSでの情報発信にも力を入れており、YouTubeチャンネルの登録者は13万人超(2022年4月現在)。著書『世界を無視しない大人になるために』『あなたとSDGsをつなぐ「世界を正しく見る」習慣』